FXと聞くと、グラフのようなチャートを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
FXや株でよく見るあのチャート一般的にはローソク足のチャートというもので、ローソク足は江戸時代にコメの相場を観測するために本間宗久という日本人が考案したものなんですよ。
それが世界中で今一般的に利用されています。
本間宗久の酒田五法と呼ばれるテクニカル分析の方法も有名です。
ですがFX事態の歴史はそれほど古くありません。
FXの意味
FXってそもそも何の略でしょうか。「Foreign eXchange」日本語にすると外国為替という意味です。
「Foreign eXchange」=FXと略されています。
このFXは外国為替の略でもありますが、一般的には「外国為替証拠金取引」を指します。

外国為替とは?
国外との取引の際、通貨が異なるので輸出や輸入で海外とやり取りをする際に
自国通貨と外国通貨とを交換する必要があります。
このようなやり取りを外国為替と呼びます。
証拠金取引とは?
証拠金とは、わかりやすく言うと保証金のことです。
FXの口座開設を行い実際に取引を行うにあたって証券会社に証拠金を預け取引を行います。
いわば取引を行うための担保を意味します。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

FXの誕生
FXは1990年代にアメリカの個人投資家の間で取引所を介さずに
証券会社、金融機関などの店頭で証券会社等と投資家の間で為替取引が広がり
この直接取引に法規制が行われ、現在のFXとなっています。
日本では橋本内閣による金融ビッグバンによる改革「金融制度改革」により為替取引が自由化が進められ
1998年にダイワフューチャーズ株式会社(現在のひまわり証券株式会社)により個人投資家向けに初めてFX取引が提供されました。
2001年には小泉内閣による骨太の方針により「貯蓄から投資へ」とスローガンを掲げ個人での投資が広まり始めました。
その後2007年に金融商品取引法が施行されFXも金融商品取引法の対象となり、FXの法的な整備も行われました。
為替取引が自由化が進められていなかったら日本ではまだFXが個人では行えなかったかもしれませんね。
現在では国により、個人による投資が推奨され一般的になりつつある世の中ですが
20年以上前の橋本内閣、小泉内閣の時代を経て法整備が行われながら現在に至っているのですね。
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