これから、FXにおける円高と、円安とは一体何かについて解説していきます。
円高、円安はニュースでもよく聞く言葉ですが、分かりにくいと思いますので、画像を交えながら解説していきたいと思います。
円高、円安の意味
私達が普段使っている日本円の価値について、あまり考える機会はありませんよね。
日本国内で私たちが日本円を使っているように、世界の国ではそれぞれ独自の通貨を使っています。
例えばアメリカはUSドル、ヨーロッパはユーロ、韓国は大韓民国ウォン等があります。
今回はUSドルを例に出して考えていきたいと思います。
もしあなたが海外旅行でアメリカに行ったら、買い物をするには日本円をUSドルに交換する必要があります。
では、1ドルを買うには一体いくらの日本円が必要なのでしょうか?
実は、お金の価値は一定ではなく日々変動していて、その結果、円安や円高といった現象が起きるのです。
せっかく同じ金額を交換するならお得な方がうれしいですが、円高と円安は一体どちらが有利なのでしょうか。
まずは円高と円安をそれぞれ分けて見ていきましょう。
円高の場合
では、まずは円高を見ていきます。
例えば1ドルが100円だったとしましょう。
あなたは100円を出せば1ドルを手に入れる事ができ、1000円で10ドルを手に入れる事ができます。
これが、1ドルが80円になったらどうでしょうか。
80円で1ドルを手に入れる事ができ、800円で10ドルを手に入れる事ができるようになりました。
今までは1ドルを買うために100円必要だったのに、80円で買えたら20円もお得ですよね。
これは、ドルの価値が下がって(ドル安)、円の価値が上がった(円高)状態です。
日本円をドルに交換する時は、円高の方がお得なのです。
外国との貿易の場では円高になると、これまでより海外メーカーの製品等が安く買えるようになるため、海外からの輸入が増えます。

円安の場合
では次に円安を見ていきましょう。
例えば1ドルが100円だったとしましょう。
先ほど学んだように、100円を出せば1ドルを手に入れる事でき、1000円で10ドルを手に入れる事ができます。
今度は、1ドルが120円で考えてみます。
120円で1ドルを手に入れ、1200円で10ドルを手に入れることになります。
さっきまでは100円で済んでいたのに、20円も多く払わなければならなくなりました。
つまり、ドルの価値が上がって(ドル高)、円の価値が下がった(円安)状態です。
同じ1ドルなのに、円安で交換すると多く払う事になり損ですよね。
この場合はさきほどの円高とは違い、外国との貿易の場では海外で販売する時の価格が下がるため、日本からの輸出が増えます。
このように、お金の価値は日々変動しています。

円高、円安とFXの関係
円高、円安の仕組みについては分かりましたが、FXとはどのような関係なのでしょうか?
さきほどと同じ例を使って日本円とUSドルで見ていきます。
100円売り、1ドル買いのトレードを行い、その後円安で1ドルを120円で決済したとします。
すると、10万ドルの取引だった場合
20円の為替差益×10万ドル=200万円分の利益となります。
逆に円高で、1ドルを80円で決済するとどうでしょうか。
20円の為替差損×10万ドル=200万円分の損失となってしまいます。
このように、エントリー時より円安で決済できると利益がでますが、円高で決済すると損失がでてしまいます。

損失を出さないためにも、為替レートを確認しながらリスクを避けて取引していきましょう。
円高、円安になる仕組み
FX取引の際は、損失を出さないように円高、円安の変動を予測しながら投資を行う必要があります。
では、円高、円安はどのような影響を受けて動いているのでしょうか?
たくさんの原因が考えられますが、特に政治・経済・社会情勢からの影響力は高いと言えます。
最近ではトランプ大統領がコロナウィルスに感染したと表明したことで、円相場は上昇し円高になりました。
このような出来事が起きた時、「円高になりそうだな」「円安になるかな」と、投資の予測を立てなければなりません。
日本国内の情勢だけではなく、世界の情勢について日々アンテナを貼っておく必要がありますね。
円高、円安の変動はこのように突然起きますから、ニュース等からの情報収集は大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度円高、円安についておさらいをしておきます。
- 円高 … ドルの価値が下がり、円の価値が上がった状態
- 円安 … ドルの価値が上がり、円の価値が下がった状態
為替レートを見て、これからの動きを見通せる力を身に着けたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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