FXをはじめてみたいけど、株とどっちが安全かな?どっちが稼ぎやすいかな?と悩むことありませんか?
私もFX知らない時に、詳しく誰か教えてくれたらなって思ったことがあります。
この記事では、そんな方へ向けてFXのメリット・デメリットが理解できるようになります。
FX歴2年の梨乃(りの)が図を交えて、わかりやすく説明しますね。
FXのメリット

少額で取引可能
FXを行う第1のメリットは、少額でも取引可能なこと。
株は1株買うにも多額の資金が必要です。
FXが少額開始可能な理由は、レバレッジを使えるから。
レバレッジは、簡単にいうとFX会社がお金を貸してくれ、その資金で自己資金だけではできない大きな取引ができることです。
たとえば、レバレッジ25倍が行えるFX会社では、10,000円も証券会社の口座に入れておけば、1,000通貨の取引が行えるもの。

一方で、株は1株の値段が高いです。
株の場合、どこの会社を買ってもよいわけでなく、これから上がりそうな株を狙わなければならず、
適当に値段で決めた安い銘柄を買うわけにもいかないでしょう。
たとえば、無作為に「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信」の株を選んでみました。

本記事執筆時の最低購入代金が、最低限必要な値段ですので、「16,780円」になります。

しかし、これは1株分の値段なので、これだけで大きく儲けるのは厳しいでしょう。
スワップがもらえる
株では長く保有していると株主優待がもらえます。
持っているだけで有利になる意味で、似たようなものとして、FXの場合スワップがあります。
スワップとは購入した通貨ペアに設定されている金利差をもらえる仕組みです。
FXは信用取引(実際に物を売り買いするわけではない)ため、FX会社にお金を借りて運用しています。
そのため、金利がつくのです。
スワップは各FX会社により設定が違います。
たとえば、外貨ドットコムの本記事執筆時のスワップを見るとドル円の買いスワップが8になっています。

数字は「10LOT単位1万通貨あたり」の金額と注釈に記載があるので、もし10,000ドルもっていれば8円スワップが得られることになります。
時間を問わない
FXの大きな魅力として、時間を問わず売買できることが挙げられます。
副業として、仕事が終わった後に決まった時間にだけ参加することが可能です。
FXは土日を除き24時間動いています。
トレードのスタイルにもよりますが、その日に決着をつけるデイトレードの場合、
自分が開始したい時間に開始して、終了したい時間に終了することも可能です。
もちろん、サーフィンでよい波を待つのと同様に、
トレードしやすい時間帯や危険な時間帯などが存在するため、必ずしも同じ時間にやればよいとは限りません。
しかし、スマートフォン一つあれば、いつでも取引可能なのはメリットと言えるでしょう。
手数料が安い
他には、手数料が安いことが挙げられます。
FXは、実際に現物の通貨を売り買いするわけではないので、通貨の売買時に必要な手数料が安いのです。
実際に、通貨をワールドカレンシーショップと比べてみました。
執筆時の交換レートですが、実際の通貨を取引する両替所「ワールドカレンシーショップ」は10月16日時点で108.16円でした。
手数料は、この価格に含まれています。

一方で、あるFX会社のトレードアプリを用いて、ドル円の価格推移を確認したところ、10月に入ってからの価格は106円を超えておりませんでした。

つまり、単純に考えて、「108円-106円=2円」で手数料をFX取引会社と比べても2円ほど多く取っていると考えられます。
大量に通貨を両替した際は、この2円はかなり大きな物となってくるでしょう。
もし、海外旅行で外貨を使うわけではなければ、FXを利用した方が安くて有利と言えます。
FXのデメリット

大損する
FXは元本保証されておりません。そのため、失敗すれば大損します。
その理由は、レバレッジをかけて取引を行うからです。
実際に持っている所持金の中でしか取引できなければ、持っているお金しか失いませんが、レバレッジにより大きく失うことがあります。
たとえば、ドル円の購入価格が100円でレバレッジが25倍であれば、200ドル購入しても、残高が1,000円の場合必要な証拠金が800円のため、取引が可能です。

しかし、もし、レバレッジがなければ、必要な証拠金が20,000円かかり、残高を超えるため、200ドルは購入できません。

このように、レバレッジにより、通常より少ない残高でも多くの通貨を買えますが、その反面レートがマイナスへ動けばすぐにお金を損失してしまう可能性があるのです。
絶対勝てる方法がない
投資である以上、絶対勝つ手法はありません。
コツコツやってもドカンと負けるときもあります。
なぜなら誰にも将来は見通せないから。
ただし、このデメリットは勉強で補える可能性があります。
ルーレットやサイコロなどのギャンブルで目が出る確率はランダムです。
ランダムな物を当てることはギャンブルと言います。

一方で、FXはギャンブルなのでしょうか?
将来が読めないから、ギャンブルだというのは少し早計です。
FXで生計を立てている人が実際に存在しますし、有名な投資家ウォーレンバフェットは何十年も連続で勝っています。
単にまぐれで勝ち続けていると考えるには、あまりにも確率的に考えづらいでしょう。
FXは勉強や研究によって、補える部分があると考えるのが自然です。
負けていると気になる
FXのデメリットで一番大きいのがチャートの動きが常に気になってしまうこと。
特に、小さな額では気にならないことでも、負けが込むときは大きな額で負けているものです。

「チャートが良い方向に行っていないか?」
逆に、「悪い方向に行っていないか定期的にチェックしよう」と本業もそっちのけで見てしまうことが多々あります。
余裕資金で売買し、負けてもよい額で行いたいですね。
まとめ

いかがでしたか?
- FXのメリット
- 少額で開始できる
- スワップがもらえる
- 時間を問わない
- 手数料が安い
- FXのデメリット
- 大損する
- 絶対勝てる方法はない
- 負けていると気になる
楽して勝てるものはないのかな?と感じます。
壁を越えて自分なりの勝ち方を確立できるかどうか、が大事ですね。
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