チャートを分析したり、トレードに活かすためにはローソクや移動平均線だけでは不十分です。
詳細に現在のチャートがどうなっているのかを見るにはラインなどを引いてみる必要があります。
むしろ必須ですので、ぜひ活用してトレードに活かしてください。
今回はフィボナッチ・水平線・トレンドラインを引く方法を解説します。
フィボナッチの引き方
MT4アプリに搭載されているのフィボナッチ係数は
フィボナッチリトレースメント
フィボナッチタイムゾーン
フィボナッチファン
フィボナッチアーク
フィボナッチチャンネル
フィボナッチエキスパンション
上記6つとなっています。
その中で私がよく使うのは
フィボナッチリトレースメントとフィボナッチエキスパンションの2つです。
理由としては、
フィボナッチタイムゾーンとフィボナッチアークは時間軸を考慮しますが、FX相場はランダムですので時間的タイミングは正確に計ることはできません。
フィボナッチチャンネルは、チャンネル項目に「等距離チャンネル」というオブジェクトが備わっていますので、こちらを引けば代用になります。
フィボナッチファンはトレンドラインを引けば、代用になります。
そのため、今回はフィボナッチリトレースメントとフィボナッチエキスパンションの2つについて引き方の解説とします。
フィボナッチリトレースメントの引き方
チャート画面の上部にある□○△のアイコンをタップします。

オブジェクト追加をタップします。

「オブジェクト追加」の下には過去に使ったオブジェクトが表示されます。
フィボナッチ係数の項目からフィボナッチリトレースメントをタップします。

画面にフィボナッチリトレースメントを表示します。

画面上をタップすると始点となるポイントを付けることができます。(黒●)
次に、終点となるポイントを決めるためにスワイプします。
スワイプすると移動している終点ポイントの拡大された画面が表示されますので、ローソク足が細かくて目標とする場所がわかりやすいです。
ラインをタップして、ラインを固定します。


ラインをタップすると黒●が消えますので、操作ミスでラインがずれないようにすることができます。
ちなみに、23.6、38.2、50.0、61.8の数値は0.0からの戻りの割合を示しています。
つまり、50.0までローソクが戻っている場合は、0.0の安値から半値戻しをしているということになります。
以上が、フィボナッチリトレースメントを引く方法の解説です。
次に、フィボナッチエキスパンションを引く方法の解説になります。
フィボナッチエキスパンションの引き方
チャート画面の上部にある□○△のアイコンをタップします。
オブジェクト追加をタップします。
ここまでは他のオブジェクト同様の手順です。(画像は省きます。)
フィボナッチ係数の項目からフィボナッチエキスパンションをタップします。

画面にフィボナッチエキスパンションを表示します。

画面上をタップすると始点となるポイントを付けることができます。(黒●)
次に、スワイプして終点となるポイントを決めます。
最後に、スワイプして中間点となるポイントを決めます。
スワイプすると移動しているポイントの拡大された画面が表示されますので、ローソク足が細かくて目標とする場所がわかりやすいです。
エキスパンションは上記画像においては、③からスタートした下落がどこまでいくのかを知るために引きます。
その距離は①~②と同等の距離であり、FE100.0のポイントとなります。
つまり、FE100.0のポイントが目標地点であると認識することができます。
ラインをタップして、ラインを固定します。


ラインをタップすると黒●が消えますので、操作ミスでラインがずれないようにすることができます。
以上が、フィボナッチエキスパンションを引く方法の解説です。
次に、水平線を引く方法の解説になります。
水平線の引き方
チャート画面の上部にある□○△のアイコンをタップします。
オブジェクト追加をタップします。
ここまでは他のオブジェクト同様の手順です。(画像は省きます。)
ラインの項目から水平線をタップします。

画面に水平線を表示します。

スワイプすると移動しているポイントの拡大された画面が表示されますので、ローソク足が細かくて目標とする場所がわかりやすいです。
水平ラインは価格ラインのため、複数ポイントを付ける必要はありません。
ラインをタップして、ラインを固定します。


ラインをタップすると黒●が消えますので、操作ミスでラインがずれないようにすることができます。
以上が、水平線を引く方法の解説です。
次に、トレンドラインを引く方法の解説になります。
トレンドラインを引く方法
チャート画面の上部にある□○△のアイコンをタップします。
オブジェクト追加をタップします。
ここまでは他のオブジェクト同様の手順です。(画像は省きます。)
ラインの項目からトレンドラインをタップします。

画面にトレンドラインを表示します。

画面上をタップすると始点となるポイントを付けることができます。(黒●)
次に、スワイプして終点となるポイントを決めます。
スワイプすると移動しているポイントの拡大された画面が表示されますので、ローソク足が細かくて目標とする場所がわかりやすいです。
ラインをタップして、ラインを固定します。


ラインをタップすると黒●が消えますので、操作ミスでラインがずれないようにすることができます。
以上が、水平線を引く方法の解説です。
フィボナッチ・水平線・トレンドラインを引く方法の解説は以上になります。
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