MT4ダウンロードしたけど、どこ設定すればいいのか迷いませんか?
わかります!新しいものって「とりあえずこれだけ押さえておけば大丈夫」な情報欲しいですよね。
この記事では、MT4をダウンロードしてからインストール後にすることをお伝えします。
どれも簡単な設定なので、パソコンが苦手でも大丈夫です。
FX歴2年の梨乃(りの)が図を交えて、わかりやすく説明しますね。
口座ログイン手順

ダウンロード直後にすべきことは、口座へのログインです。
次の手順でログインしてください。
①正しいログインIDとパスワードを準備します。
②「ナビゲーター」の「口座」を右クリックし、「取引口座にログイン」をクリックします。

③ログインIDとパスワードを入力し、正しいサーバーを選択します。

④「ログイン」をクリックします。

⑤接続に成功している場合、右下に接続スピードが表示されます。


すべての通貨ペアを気配値に表示

次に、チャートを表示させるための設定です。
FX会社によっては、最初から表示されている「気配値表示」に、必要な通貨ペアが入っていません。
そこで、すべての通貨ペアを表示しましょう。
すべてを表示するには次の手順を行います。
①「気配値表示」で空きスペースを右クリックします。

②「すべて表示」をクリックします。

③表示が増えたことを確認します。
下記の画像は「気配値表示」で通貨ペアが増えた例です。FX会社によって内容は異なります。
しかし、非常に縦長になった画像から、多くの通貨ペアが初期設定では表示されていないとわかっていただきやすいですね。

チャートの表示方法

売買を行いたい通貨ペアのチャートの表示方法をお伝えします。
①「気配値表示」から、表示したい通貨ペアを右クリックします。

②「チャート表示」をクリックします。

以上でチャートが表示されます。
不要な気配値の削除

すべてのチャートを表示していては、よく使うチャートを毎回探すのが大変です。
そこで、不要な通貨ペアの削除方法をお伝えします。
①「気配値表示」で、消したい通貨ペアを右クリックします。

②「非表示」をクリックします。

以上で、不要な通貨ペアの削除ができました。
時間足の変更方法

表示されたチャートの時間足を変更しましょう。
短期でトレードするのか、長期でトレードするのかによって最適な時間足は変わります。
また、トレーダーの好みにも大きく左右されますし、チャートを複数開けば、同時に別の時間足を見ることも可能です。
MT4では、
- 1分足
- 5分足
- 15分足
- 30分足
- 1時間足
- 4時間足
- 日足
- 週足
- 月足
が選択可能です。
ここでは、長すぎず、短すぎずのバランスの良い30分足を設定します。
①画面上部の時間足を選択できるパネルで、「M30」をクリックします。

以上で、時間足の変更ができました。

【注意】複数チャートがある場合は、それぞれで時間足を設定する必要があります。
①対象のチャートをクリックし、チャートをアクティブにします。

②時間足をクリックします。

以上の手順で、それぞれのチャートに時間足を設定できます。
チャートの配色と表示変更

チャートはとくに設定を変えなくても問題ないです。
しかし、「私の場合はいつもこのようにしています!」という例をご紹介します。
①チャート上の空きスペースで右クリックします。

②「プロパティ」をクリックします。

③「基本配色」をクリックし、配色を変更できます。

【参考】配色の意味を下記矢印で示しました。
基本配色からムリに変える必要はないですが、好みで変えてください。

【ヒント】基本配色3種類の色合いです。
【ヒント】配色の使い方
MT4上に多くのチャートを開く場合、間違えて作業しないように、配色を変えると便利です。
④「全般」タブでは「ろうそく足」と「Askのラインを表示」にチェックをつけます。

3種類のチャート表示の比較

「Askのラインを表示」にチェックをつけると買値の線が見られます。

二つのお勧めインディケーター導入

初めてだと、どのインディケーターを導入すべきか悩んでしまいがちです。
MT4に最初から入っているものでお勧めを二つご紹介させていただきますね。
(1)トレンド系 移動平均線 MovingAverage
一つ目は移動平均線です。
移動平均線は売買が行われた価格の平均を表します。
今回はお勧めの期間20で、設定手順を説明します。
①「ナビゲーター」内の「トレンド」内「Moving Average」をドラッグします。
②チャート上でドロップします。

③「期間」を「20」、「移動平均線の種別」を「Simple」に設定します。

④「OK」をクリックします。
【参考】期間はチャートの時間足により意味が変わります。
- 月足=20カ月分
- 週足=20週分
- 日足=20日分
- 4時間足=80時間分
- 1時間足=20時間分
- 15分足=5時間分
- 1分足=20分分
以上で、移動平均線の表示ができました。

(2)オシレーター系 RSI
二つ目はRSIです。
70と30の値を超えるか否かで、「買われすぎている」「売られすぎている」が判断可能なインディケーターです。
①「ナビゲーター」内の「オシレーター」内「Relative Strength Index」をドラッグします。
②チャート上でドロップします。

③「OK」をクリックします。

以上で、RSIの表示ができました。

チャートのテンプレート化
毎回、チャートを開く度に同じ設定をしては大変です。
最後に、チャートの設定をテンプレート化しましょう。
①チャートにMovingAverage、RSIが設定されているとします。

②チャート上を右クリックします。
③「定型チャート」の中の「定型として保存」をクリックします。

④ファイル名に好きな名前をつけて、「保存」をクリックします。
今回は「template_name.tpl」としました。

これでテンプレート化に成功しました。適用させる場合は次のように行います。
①新規チャートを開きます。

②チャートを右クリックします。
③「定型チャート」の中の「読み込み」をクリックします。

④先ほど作ったテンプレート「template_name.tpl」をクリックします。
⑤「開く」をクリックします。

以上で、テンプレートの読み込みが完了しました。

まとめ

いかがでしたか?
はじめてMT4を使うときの「とりあえずやるべき設定」として
- 口座のログイン手順
- 気配値の設定
- チャートの設定
- インディケーター(移動平均線、RSI)
- テンプレート化
をご紹介しました。
まずは、この設定でトレードを行っていき、不都合を感じたところから随時自分流にアレンジしていくと楽しいですよ。
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